ラヴェルニュ・デュロンは、ボルドーのアントル・ドゥ・メールに位置するビオディナミ栽培のワイナリーです。1873年にラヴェルニュという場所にバロック様式の城を建てたのが始まりで、何世代にもわたって受け継がれてきました。所有するブドウ畑14.5haは砂質粘土質の高原に位置します。植物の興味深い特性をハーブティーや煎じ薬を介してブドウの木に伝えることによって植物が害虫やブドウの病気から身を守ることができるように、植物と土壌のバランスが取れた最高の状態を目指しています。 発酵にはブドウに自然に存在する土着酵母、ワインの優れた安定性と耐久性を確保するために亜硫酸塩の使用は最小限に抑えます。伝統的な醸造方法を用い、一部のキュヴェでは澱とともに熟成させ果実味としっかりとした構造を、テロワールを反映した生き生きとしたワインを生み出します。