オック語で「庭園」を意味するディスティルリー・ド・ロールは、ペリゴールの南東、モンティニャック＝ラスコーの広大な田園地帯にあります。石灰岩の丘の中腹にあり、オレガノ、コモンタイム、ジュニパー、エルダーベリーなど多くの植物が自然に存在しています。ロイスとノルウェン兄妹は有機栽培で植物を育て農場に湧く泉を使い、革新的な蒸留所を目指しています。
エッセンシャルオイルの濃度が最も高くなる朝に植物を摘み、柑橘類は皮をむいてから使用するため、強力なアロマが引き出されます。特注のポットスチルで8時間以上かけてゆっくりと蒸留することで繊細で複雑な植物の蜜が抽出されます。この蒸留所の使命は味覚的に大胆に、そして環境に優しいスピリッツを作り出すことです。彼らはフランス初の、太陽エネルギーで蒸留器を加熱する革新的なシステムを設計しました。